2019年2月現在、テレビ東京で放送中の韓国時代劇『三銃士』。
平日の月曜日から金曜日まで毎朝放送されているので欠かさずチェックしている方も多いのではないでしょうか?
韓国時代劇『三銃士』は、フランスの同名小説をモチーフに、17世紀の第16代王・仁祖(インジョ)の治世に移して描いた物語なので、史実と比較しながら見るのも一つの楽しみですよね。
私自身も今作を見ていて気になったので、今回は「三銃士の実在モデルはいるの?」「ソヒョン世子の時代背景は?」と疑問に思っているあなたに役立つ情報をまとめました。
この記事を読めば、韓国時代劇『三銃士』をまだご覧になったことがない方も、もちろん現在視聴している方も、更に三銃士にハマること間違いなしですよ♪
〜もくじ〜
三銃士の実在モデルはいるの?
韓国時代劇『三銃士』は、フランスの同名小説をモチーフにした作品です。
今作では、17世紀の朝鮮王朝が舞台となっています。
ドラマで描かれた時代は、第16代王・仁祖(インジョ)が統治していました。
実際に今作で描かれた昭顕世子(ソヒョンセジャ)は、実在した人物です。
時代劇の中でも架空の人物を描く作品もある中、実在したモデルを描いているとより作品に興味がわきますよね。
実在した昭顕世子(ソヒョンセジャ)はどんな人?
昭顕世子を調べてみたところ、1612年2月5日生まれで1645年5月21日に亡くなったことが分かりました。
現代人からしたら当たり前のことも多くある中、当時まだ朝鮮王朝の中ではあまり受け入れられないことでも彼は先進的な考えを持つ人物だと言われていました。
そんな背景があったことから、彼が朝鮮に帰国すると、父でもある仁祖から親清家と思われ遠ざけられるようになったんです。
彼が亡くなったあとも、本来ならソヒョン世子の長男がそのまま世子となるはずだったのですが、次男である鳳林大君(※後の第17代国王・孝宗)が後を継ぎ、世子となりました。
このような流れがあり、ソヒョン世子の死はドラマの中でも父・仁祖による毒殺と描かれることが多いんですよ!
ドラマで昭顕世子(ソヒョンセジャ)はどのように描かれたの?
ソヒョン世子は第16代国王、仁祖(インジョ)の息子であり、王位後継者。
どんな時も動揺せず冷静沈着であり、決断力がある人物。
また、ドラマをご覧になっている方はお気づきだと思いますが、いざという時冗談ではぐらかし本心を見せないところがありますよね。
そんなある日に、科挙を受けるために都に向かっていたパク・ダルヒャンと出会います。
一見なに不自由なく生きてきた彼ですが、結婚直前に亡くなったはずだった初恋の相手ミリョンとの悲しい思い出を抱えて生きていたのです。
ソヒョン世子の時代については?
ソヒョン世子が生きていた朝鮮王朝中期は、政争と戦乱に集約された時代でした。
また北方にある満州では、この明と後金がにらみ合いを続けて冷戦状態の時だったのです。
そんな時に、朝鮮王朝は2度にわたる侵攻(※丁卯胡乱と丙子胡乱)をうけます。
最終的に、朝鮮王朝は莫大な賠償金や王子たちを人質として清に連行されてしまうことに!
もちろん我が子でもあるソヒョン世子も例外ではなく、8年間の人質に囚われてしまいました。
それほども長い間清にいたことから、彼は王位継承者でありながらも、清と友好関係を築くようになってしまうことに。
帰国後そんな様子に、父であり第16代王・仁祖は我が子が気に入らず、父子の関係は最悪な状態になります。
最終的にソヒョン世子が帰国後、わずか2ヶ月で病死。
仁祖の実録にあるソヒョン世子の病状は毒殺を匂わせていることから、未だに父親が我が子を殺めたとも言われているんです。
真実は謎のままですが、もし父親が我が子のことを信じきることができずに毒殺したとしたらソヒョン世子は悲しい最期を迎えたのだと思ってしまいますよね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今作の三銃士のリーダーであり、昭顕世子(ソヒョンセジャ)は、実在する人物であることが分かりました。
それと同時に、彼と父である第16代王・仁祖との悲しい最期に衝撃を受けた方も多いのではないでしょうか?
ドラマの中でも忠実に当時の時代を描いているので、要チェックですよ!
韓国時代劇『三銃士』は、2019年2月現在絶賛放送中です!
ドラマを見逃した方は、U-NEXTで見ることができますよ♪
昭顕世子(ソヒョンセジャ)役のイ・ジヌクについて知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
